同じ糸番号の刺しゅう糸なのに微妙に色が違う!何でだろう?
そうそう。そういうことためにあるよね!実は理由があるんだ…
オークションやメルカリで安く見つけた刺しゅう糸を購入。届いたけどあれれ?同じ糸番号なのに色が違ってる!?
数年前に安値で買いだめした糸、糸が無くなったから手芸店で買ってきて使おうとしたらあれ?色が違う!?
という経験はクロスステッチ歴が長い人なら誰しも経験があるかもしれないですね。
今回はどうしてそのようなことが起きるのか説明したいと思います。
同じ番号でも色が違うのはロットの違い
TOP画像の糸をよくご覧ください。
同じ481という糸番号ですがよく見ると色が上の481Aの方が若干濃いのがわかりますか?
糸見本帳を見ても二つの糸は別物ではなく同じものとして扱われているので、違いを意識せずに使うとベタ刺しの途中で微妙に色が違ってしまうということが起きるので注意ですよ。
では、なぜこういうことが起きるのかというとロットの違いだと言われています。いわゆる色を染める釜の違いなのですね。
刺繍糸は密かにアップデートしている
糸の色がアップデートしたかどうかは糸見本帳や刺しゅう糸のココを見ればわかる
それではアップデート(勝手に呼んでますが、見直しのほうが良いのでしょうか?)したかどうかを見分けるにはある部分を見ればすぐわかります。
これはCOSMOの糸見本帳です。たくさん書き込みがあってスイマセン・・・色々チェックが入っているのは在庫の糸をチェックしているからです💦それはさておき、ところどころ糸番号の後ろにAと入っているものがあるのにお気づきでしょうか?
Aが入っているものが新しいロットのものということになります。またCOSMOの場合は刺しゅう糸にもAと入っているので分かりやすいですよ。
DMCの場合は糸見本帳では確認できなかったのですが、聞いたところによると糸番号の後に .があるそうです。管理人も初耳でしたので、今度じっくり確認してみます!
(まとめ)オークションサイトで糸を買う時や糸を買いだめしている時は注意
たまにオークションサイトなどを見ると刺しゅう糸が破格の値段で出品されていたりとかありますが、飛びつく前に何束くらいの糸を使用するかで購入を決めた方が良いでしょう。
というのも、上記で述べた通りに製造時期が不明ですし、ロットの関係で自分が既に所有しているものと糸の色が微妙に違うことがあるのです。
また、同じ番号だとしても古いものと最近のものではやはり色が微妙に違うこともありますので、買いだめした時の糸を使う時は最近のものと見比べて同じかどうか確認してから使うのが安心です。
以上のことを踏まえて、同じ糸を大量に使う時は購入時期が同じものをそろえた方が無難かもしれないですね。