本嫌いな小学生が読書好きになったきっかけ本とは?おすすめシリーズ2つを紹介!

「全然本に興味を示してくれない」「文字がいっぱいの本を読まない」とお悩みの小学生の保護者の方はいませんか。

子どもを持つ保護者なら誰しも自分の子どもには「読書好き」になってほしいもの。物心ついたころから絵本を読み聞かせたり、買い与えたりしている方もきっと多いことでしょう。まさに我が家もそうでした。

けれどもそんな親の思いも空しく!?本に興味を示さず成長し小学生になった我が子ですが、なんとある本をきっかけに本好きになり、今は毎日本を読むようになりました!

そこで、我が家の本嫌いの小学生が本好きになったきっかけ本2シリーズを紹介したいと思います。

おすすめ1:科学漫画サバイバルシリーズ

朝日新聞出版 サバイバルシリーズ

ずばりきっかけは朝日新聞出版 科学漫画 サバイバルシリーズ です。

学習マンガの王道とも言えるこのシリーズ。さまざまなピンチを科学知識と勇気を使って主人公が乗り越えていく冒険物語で、ハラハラすること間違いなし。

何と言ってもオールカラーで見やすいのが特長です。マンガとは言っても侮ってはいけません。専門的な科学知識が子どもにもわかりやすく書いてあり、1冊読むと科学に詳しくなれちゃいます。

人体に興味がある娘に、『人体のサバイバル1~3』を買い与えて見たところ見事にドハマりし、その後次々と読破していきました。今では40冊近く本棚に並んでいます。

こちらはアニメ映画にもなっているため、映画を見てから本を読んでみるのもアリかもしれません。

最新刊は地下鉄のサバイバルです。娘は「すごく面白い!」と言っています。

活字嫌いの子には漫画は入りやすい

娘に「なぜ本を読まないの?」と聞いたところ、返ってきた答えが「疲れるから」というものでした。

活字嫌いの子には、最初から文字だけがびっしり並んでいる本は開いただけでげんなりしてしまうようです。しかし、マンガだと絵と文字のバランスが良くとっつきやすい。

だからスラスラと読めてしまうし、次第に文字への抵抗感も薄まっていくように感じました。

おすすめ2:10歳までに読みたい名作シリーズ

サバイバルシリーズをどんどん読んた娘に、いよいよ活字多めの本を読んで欲しいと次に買ったのが学研『10歳までに読みたい名作シリーズ』です。

このシリーズの特長は、ぱっと見てわかる挿絵の可愛さです。どの本も子どもウケそうなアニメ調の絵でカラフル。中もオールカラーで挿絵がたくさん入っています。

マンガを読むみたいに文字も読めます。原作をポイント押さえつつ端折っているので分量が長すぎないのも子どもにはハードルが低くなり、◎。特にお気に入りの本は以下の3冊です。

大体どの本もさくっと1時間以内に読めるため、「疲れる」と感じることもないようです。今では、その日の気分で読みたい本を選んで何度も読むようになりました。

番外編:銭天堂シリーズ

アニメもある『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』シリーズもおすすめです。

まか不思議な駄菓子屋さんのお話で、思わず引き込まれてしまう内容。こちらは文字びっしりですが、ストーリー自体が面白いのでどんどん引き込まれるようです。

文字を読むことへのハードルを下げる

今の子どもたちは生まれたときから、インターネットやYouTubeなどが見られる環境にいます。視覚的にぱっとわかりやすいものに慣れていると、想像力を膨らませないといけない読書は修業のように感じてしまいがち。

そのため、本が嫌いな子には視覚的にも挿絵が多い本から与えると文字を読むことへのハードルが下がり、とっつきやすくなるのではないでしょうか。

本を読む楽しさを知れば、きっとその後はどんどん本を読んでくれるようになるはずです。もし、「子どもが本を読まない」と悩んでいる方がいたら、上記の本を試しに子どもに読ませてみてくださいね。