クロスステッチを始めてみたいけど「何をそろえたら良いかわからない」「どこに売ってるの?」などと思ってしまい、なかなか始められないという方も多いかもしれないですね。始める時に材料をたくさん必要とする趣味もこの世にはたくさん存在しますが、実はクロスステッチで最低限あればいいのはたったの4つだけなのです。
本記事では、クロスステッチで最低限そろえたら良い道具4つをご紹介します。
クロスステッチってなに? やってみたいのだけど、どんな道具が必要なのですか?
クロスステッチは初心者にも取り組みやすい刺繍だし、必要な道具もそんなにないんだよ。
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まず、クロスステッチがどういものかを簡単に解説します。クロスステッチは、1インチ(約2.54㎝)あたりの縦糸と横糸の本数が同じ布地で、折り目を容易に数えられる布の目を数えながら、規則正しく繰り返す刺しゅう(=カウントステッチ)の一種です。
クロスステッチを始めるにあたって揃える材料を簡単に説明すると以下の4つになります。
布・・・ジャバクロス(COSMO)、アイーダ(DMC)と呼ばれる刺しゅう布です。初心者におすすめなのが12か14カウントになります。
針・・・クロスステッチ針と書いてあるものを買いましょう。先が丸く・細長い針穴が特徴です。
糸・・・25番刺しゅう糸 6本の細い糸がより合わさった束になった糸です。よく手芸店で見かけるのはDMC(ディー・エム・シー)・COSMO(コスモ)・オリムパスなどです。図案に記載されている糸番号のものを選びましょう。
図案・・・クロスステッチ図案が必要です。初心者におすすめの本はこちら。まずは小さなものから刺しゅうしてみると良いですね。
最低限、これだけあれば始められます。糸を切るときは普通のハサミでもOKです。
上記の4つは最低限なものなので、他に持っていると便利な道具を紹介します。
刺しゅう枠(フープ)・・・プラスチック製・木製の2種類があり、大きさも一番小さいものは8㎝~大きいものは18㎝まで様々なサイズがあります。一番使いやすいものは10㎝、12㎝が使いやすいと思います。
リッパー・・・目を間違って刺してしまった時や、範囲が広すぎて解くのが大変な時に糸を切るのに役立ちます。
糸切りハサミ・・・先が尖った小さ目のハサミがあると、刺し終わった後の糸を切るときに便利です。
刺繍枠は小さな図案であればあまり必要ないですが、大き目の図案だと使った方がやりやすい場合があるので、必要に応じて購入したら良いでしょう。
とりあえず、クロスステッチがやってみたい!という方はお近くの手芸店の刺しゅうコーナーに行ってみて、自分が好きなデザインのパッケージのものを買ってみましょう。
キットには必要な糸・針・布・図案がセットされているものが多いため、購入後すぐにとりかかれます。最初は額に入れるような大きなものでなくても大丈夫です。下記のような小さなもので良いので気に入ったものを選んでみると良いと思います。
マス目が大きくて、気軽に取り組めるものなど色々あります。 一通りざっと見てビビッと来たものが一番良いでしょう。キットだと必要な材料が全て入っているので取り組みやすいですし、お試しにもぴったりです。一度やってみて、続けられそう!と思ったら材料をそろえていくと良いですね。
新しい趣味に挑戦しようと思った時、右も左もわからないのは誰もが一緒です。でも悩んでいても何も始まりません。とりあえず、自分が取り組めそうと思ったものにチャレンジしてみましょう。失敗しても、また糸を解いて何度でもやり直せるのが刺しゅうの良いところでもあります。初めの一歩を踏み出してみませんか?
今回は初心者方の向けに軽く説明しています。クロスステッチ専門用語もありますのでそれに関しては別で説明したいと思います。