幼稚園ママ友との上手な付き合い方。面倒なトラブルを避けるための4つのポイント

幼稚園に子供が入園すると始まるママ友付き合い。学生時代のときの自分の友達付き合いとは異なり、子供を通してのお付き合いになるので年齢・価値観・家庭環境などが違う人たちとも関わることになります。小学校・中学校と長い付き合いになる可能性もあるので、できれば最初からトラブルは避けたいもの。

これまでの経験をふまえて、親子で楽しく過ごすためにどのようにママ友付き合いをしたら良いのか、誰でも実践できる4つのポイントにまとめてみました。

1. 他人の口に扉なし!詳しい個人情報を話さない、聞かない

ママ友との関係はあくまでも子供を通した付き合いの延長線上にあるだけなので、自分の友人関係ではありません。また生活レベルもそれぞれなので、些細なことでも嫉妬や妬みの対象になってしまうこともあります。

相手のことをまだよく知らないのに、学生気分で自分のことを詳しく話しすぎてしまい、後日、他のママ友たちの噂話のネタにされてしまうことも。特に初対面なのに「夫の職業」など根掘り葉掘り聞いてくる人は噂好きの可能性があるので要注意です。

しかし、当たり障りのない話題ばかりだと会話が進まないときもあります。そのような場合は「広まったとしてもこの程度なら大丈夫」というネタをあらかじめ決めておいて話すようにしましょう。

2.「疲れたな…」と思ったら、付き合いを無理をしない

子ども同士が仲良くなると、自然と帰りに一緒に遊んだり、ランチに行ったり、休日に遊びに行ったりするようになることもあります。特に小さいうちは親の付き添いが必須。子供たちが喜んでくれるなら……。とついつい頑張ってしまうこともあるのですが、あまり無理し過ぎは禁物です。

特にアクティブなママ友の場合は、遊びのお誘いが最初は時々だったのに、いつしか毎週のように遊ぶ約束をしていた、ということも。

自分がちょっと疲れたなと思ったら、「今日は用事があって」や「土日は主人が家族で過ごそうと言っている」など角が立たない理由を言って断る勇気を持つことも大事です。相手と円満な関係を築いていくためにも、自分が無理をしないようにしましょう。

3.「ここだけの話だけど…」はない。ママ友の悪口を言わない、聞かない

ママ友が数人集まれば始まるのが井戸端会議です。日常の些細なことや園の行事など差し障りがない話題であれば楽しいのですが、次第にその場にいないママ友の噂話になってくることもしばしば。人の悪口はあまり聞いていて気分が良いものでないのは確かですが、あまり露骨に態度に出してしまうと周りから浮いてしまうのも事実です。

気を付けるべきことは、悪口を一緒になって言ったりしないということ。うっかり同調しようものなら、後日「〇〇さんが言ってた」などと言われてしまう可能性も。

そこで聞いたママ友の噂を他言することも厳禁です。数人だけしか知らないはずの話がいつの間にか広まっていた……。ということになると信用問題にも関わりますので気を付けましょう。

4.「遠慮しないで」と言われても、親しき中にも礼儀ありを心掛ける

子どもを通じて知り合ったママ友の中にも、気が合って親密なお付き合いに発展する場合もあるでしょう。そうなるとママ友が急用で出かけたり、仕事で遅くなったりする場合に「ちょっと預かって」と頼まれたり、園の行事で遠方に行くときに「車出すから一緒にどう」ということも。反対に自分がママ友にお世話になる場合もあります。

そのような関係に発展した時は、お互いにギブ&テイクが成り立つように心がけることが大事です。一方通行だと少しずつ負担に感じて不満が生じてくるもの。最初は親切心でしてあげたことだったのに、次第に相手が自分の家を託児所やタクシー代わりにするようになって嫌気がさして疎遠になってしまった、という話もちらほら聞きます。

自分がされたら相手にもお返しをする、同じことが出来ない場合は、ちょっとしたお礼をあげる、という心づかいも必要です。「親しき中にも礼儀あり」を常に心がけましょう。

(まとめ)線引きをしっかりとしよう!

以上、ママ友と上手に付き合うための4つのポイントをあげてみました。”友”という言葉が付いているものの、決して自分の友達ではないママ友との付き合い。自分の中で線引きをしっかりし、それを基準にしたお付き合いを心がけるだけで、トラブルを未然に防ぐことができると思います。

主役はあくまでも子供たちですが、親の出番も多い幼稚園生活。3年間親も心穏やかに過ごせることが一番です。親子で楽しい園生活を送るためにぜひ今回のポイントを参考にしてみてください。