あなたのやり方大丈夫?クロスステッチを刺すときの5つのNG これだけは気を付けよう!

らびさん
らびさん

クロスステッチで刺すときにやってはいけないことってある?

nekoriri
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気を付けた方がよいことが何点かあるよ~

やり方は簡単なクロスステッチですが、それでもやってはいけないことがあるのをご存じですか?知らず知らずのうちにやってる方も多いかもしれません。本記事ではクロスステッチでやってはいけない5つのNGをご紹介します。

  • NG×① 刺繍糸を舐めて針に通す 
  • NG×② ×の重なりが不揃い
  • NG×③ 玉止めをしてしまう
  • NG×④ 糸のねじれを直さない
  • NG×⑤ 糸を割ってしまう&まとめ

NG×① 刺繍糸を舐めて針に通す

 普通のお裁縫だと糸に針を通すときに思わずペロッと舐めて入れるなんてことはよくあると思いますが、クロスステッチではNGとされています。はっきりとした理由はなく諸説あるようですが、糸を舐めてしまうと後々変色の原因になってしまって色の美しさが損なわれるから、と言うのを聞いたことがあります。また別の理由では、単に見苦しいからというのもあるようです。

不器用だったり、老眼などで糸通しが苦手という場合は糸通しの刺しゅう糸版も実は存在します 

 Clover エンブロイダリースレダー 57-568

NG×② ×の重なりが不揃い

 

これは本当に初心者の方が刺したものを見た時にやっていることが多いのですが、×の上の糸の向きが統一されていない時があります。不揃いだと見た目が美しくありませんのでどちらが上に来てもOKですが、必ず全ての上向きの糸の向きを統一させましょう。

NG×③ 玉止めをしてしまう

普通の裁縫などえは玉止めをしますが、クロスステッチにおいては玉止めをしてしまうと表は普通なのですが、裏がぼこぼこした感じになってしまって、額に入れた際に表面に凹凸が生まれてしまいます。糸を留めるときは裏の縦糸に通してとめるようにしましょう。

 
 

NG×④ 糸のねじれを直さない

刺していると段々糸がねじれてきます。それを直さずに刺しゅうを続けると、刺した目が均一にならなくなりまた、絡まったりする原因になってしまいます。ねじれをなくすには時々針を下にぶら下げます。すると自然にくるくると回転してねじれが取れてまっすぐになります。

ぜひ刺しゅうの合間に何度かやってねじれを取って下さいね。

NG×⑤ 糸を割ってしまう

クロスステッチは大体2本取りなど、複数本で刺しゅうすることが多いので
ステッチしている時についつい糸を割ってしまう時があります。
もともとクロスステッチ針は先が丸くなっていて、糸を割りにくく
なっていますが割らないように気を付けましょう。
 

割ってしまった場合がこの画像になります。
ご覧になればわかると思いますが×が均一になっていませんね。
これだと仕上がりがあまりよくありませんので、極力糸を割らないように注意して刺しましょう。
 
以上5つのNGを上げましたが、いかがでしょうか。一応NGと書きましたが、過剰に気にすることで刺しゅう自体が楽しくなくなったり、疲れてしまったりすると意味がありません。そのため、慣れてくるまではあまり神経質にならずにいてください。数をこなすことで、次第にきれいにさせるようになってきます。
とにかく楽しんでステッチして完成を目指しましょう。
 
 
 

クロスステッチの刺し方をもっと詳しくしりたいという方におすすめの本です。ご覧ください。