新築マンションに入居して3か月経ったときに、ポストに『3か月点検のお知らせ』の書類が投函されていました。生活している上で特に問題を感じたことはなく、「ついこの間入居したのにもう点検?」「どんなことをやるのかな?」「なんだか面倒…」
とあまり気乗りしなかったのですが、お知らせが来るからには理由があるのだろうと点検を受けてみることに。
本記事では我が家が指摘した箇所と施工会社の対応、当日の流れなどについてレポートしたいと思います。
contents
施工会社の点検の前に、事前に不具合箇所がどこなのかをアンケートに記入して提出しないといけなかったので、無理やり粗探しすることに。内覧会でも点検しているし、生活する上で特に不具合や不満はなかったものの、目を凝らしてよく見てみると、内覧会では気づかなかったクロスの継ぎ目のコーキングの隙間があることに気づきました。場所はリビングや和室、トイレなどです。
1か所気付くと結構気になりだすもので、計6か所の継ぎ目のコーキングの隙間を指摘することに。
施工会社さんからの事前のお知らせによると、最初から決まっているチェックポイントは、シンクや風呂場の排水口の水の流れ方と、全ての建具の開閉具合の2点のみでした。 そのため、他の箇所に関しては自分で指摘することになります。
当日は、こちらが事前に指定した時間に数人の職人さんと共に施工会社さんが来訪。担当の方と共に、指摘箇所の確認を一緒に行いました。その間に建具屋さんがささっと建具をチェックし、水回り担当の方による排水口のチェックも終わっていました。同時進行でこちらが指摘したコーキングの隙間を、熟年のクロス職人さんがささっと上からコーキング。あっと言う間に綺麗になりました。またこちらが指摘しなかった箇所も直してくれました。
最後に、もう一度指摘箇所が直ったかを施工会社さんとチェックして終了。所要時間は30分ほどでした。
施工会社さんによると今回指摘したコーキング剤の隙間が生じる原因は、湿気や乾燥、また建物が動くこともあるらしく、新築マンションに割と多く見られる現象だとのこと。そのため、一度直したとしてもまた数か月経つと出てくるかも知れないとのことでした。
直してもらって3か月後経ちましたが、今のところ新たな隙間はできていませんので、職人さんの腕によるところもあるのかもしれません。
コーキング剤の隙間は特に気にしなければ生活上何の問題もないのですが、見た目的に直してもらったらスッキリとした気持ちになりました。自分で直すという手もあるようですが、コーキングは意外と均一に塗るのが難しいですよね。なので、職人さんに直してもらって本当に良かったと思います。
3か月点検に関しては、はっきりとした不具合がある場合はもちろん、些細な箇所であっても指摘して直してもらう方が良いでしょう。高い買い物をしたわけですし、アフターフォローの期間も決まっています。購入者の当然の権利なので、遠慮せずにフォロー期間中はどんどん言って直してもらいましょう。
次は1年点検だそうです。また終わったらレポートしたいと思います!