
えーっと、カウントって聞きなれない言葉があるんだけど、これってなに?

カウントはクロスステッチの専門用語だからこの機会に知っておくと便利だよ。
- 「カウント」とは布目の大きさのこと
- 「カウント」数が大きくなるほど目は小さくなる
- 「カウント」の色々な大きさ
- 〇〇カウント/(△△目/10㎝)と表記されることもある
- (まとめ)よく見かけるカウントは14カウント
「カウント」とは布目の大きさのこと
カウントとは、1インチ(約2.54㎝)あたりの織り目(マス目・織り糸)の数を差しており、14カウントとは1インチあたり14目あるということになります。
「カウント」数が大きくなるほど目は小さくなる
この写真を見るとわかると思いますが同じ長さ(1インチ)にそれぞれ16目、14目、13目入っており、カウントが大きくなるほどたくさんの目が入ってマス目が小さくなります。
「カウント」の色々な大きさ
アイーダとリネン(平織の布)でカウント数が違うのですが 大体
アイーダ14カウント=リネン28カウント
アイーダ16カウント=リネン32カウント
でマス目の大きさが同じだと認識していれば大丈夫です。
〇〇カウント/(△△目/10㎝)と表現されることもある
これは実際のパッケージになります。ジャバクロスのパッケージには10㎝あたり約55目という表記があります。右のアイーダのパッケージには10㎝ではなく、1㎝あたり5.5目と記載されていますね。海外のDMCのパッケージは上の表のままの表記になっていますので、10cmあたり、と言うのは日本メーカー特有の記述なのかもしれません。
(まとめ)よく見かけるカウントは14カウント
「カウント」には色々な大きさがあることがわかりましたが、大体書籍や手芸キットで用いられるカウントは主に14カウントを使用しています。初心者の場合はまず14カウントのものから初めてみて、慣れてきたら16カウントへと進んでいくと良いでしょう。
また14カウントでもちょっと難しいと思う場合は13カウントなどもう少しマス目の大きなもので慣れるのも良いですね。
小学生くらいから出来る9カウントのキットもあります。↓