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クロスステッチを刺すときは\ /どちらが上にくるの?
それって意外に迷いがちだよね?今から解説するね
一見、×××の連続にしか見えないクロスステッチ。しかし、このような単純な技法にも2通りのやり方があるのにはびっくりですよね。今回は、クロスステッチのフランス式・イギリス式の違いについて図解を用いながらわかりやすく説明します。
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最初に結論から言うと、フランス式・イギリス式どちらの方法でもOKです。ただし、必ずどちらかに統一するようにしてください。
クロスステッチには、大きく分けてフランス式とイギリス式の2つの手法があります。
クロスステッチのイギリス式とフランス式の違いは、クロスを作る際に最後に刺す糸の方向、つまり交差する糸の上下関係にあります。どちらが正しいというわけではなく、好みの問題や、図案によっては使い分けられることもあります。
- 始めに/右上がりの斜めにさす(緑)
- 次に\左上がり斜め(赤)にさして×を完成させる
- 左上がりが上になる
- 始めに\右下がりにさす(緑)
- 次に/左下がり(赤)にさして×を完成させる
- 右上がりが上になる
- フランス式とは逆
両者とも、最終的には同じX字型の刺繍になりますが、縫い進める順序が異なることがわかりますよね。また、両方とも裏に渡る縦糸は|になるようにさしましょう。
この違いの起源は定かではありませんが、歴史的な背景や地域的な習慣などが影響していると考えられます。どちらの方式でも、クロスステッチの基本的な美しさは変わりません。
基本的には、自分がさしやすい方、または仕上がりが綺麗に見える方を選べば問題ないと言えるでしょう。
作品全体でステッチの方向を統一することで、仕上がりが美しくなります。途中でイギリス式とフランス式を混在させると、クロスした糸の向きがバラバラになり、見た目が不揃いになるという問題も。
図案によっては、ステッチの方向が指定されている場合もあります。その場合は、図案の指示に従って刺しましょう。
もし迷う場合は、試しに両方の方法で少し刺してみて、自分がしっくりくる方を選ぶのが良いでしょう。
要するに、イギリス式とフランス式は、クロスステッチのバリエーションであり、どちらが優れているというものではありません。大切なのは、ステッチの方向を統一し、丁寧に刺すことです。
フランス式・イギリス式どちらの方法でもOKです。ただし、必ずどちらかに統一するようにしてください。
クロスステッチ初心者さんにおすすめの一冊です!